ロックと着物、情熱と青。

ヒカリシオコシ。着物好きのロック教。

2019-01-01から1年間の記事一覧

あなたの代わりに、泣いてもいいと思いました

あなたの代わりに、泣いてもいいと思いました。 今日は、そうですね。 初夏の風が吹くのを止めてしまったかのような、 そんな日和でした。 ふと、思いました。 ここ最近、しばらく手紙を書いてないな、と。 いえ。 書いてないのではなくて、書けなくなったの…

I STAND ALONE

実は今日。 何の気なしに、嫌、違うな。 たまたまだ。たまたま、2年前に住んでいた土地に行った。 たまたま、用があって。 専門学校を卒業してすぐ引っ越してきて、新しい土地での暮らし。社会人になって、初めて住んだ。 事も済み、地下鉄に乗って帰れば良…

生き急ぐ様と、死に遅れ行く様と。全ては過ぎ行く春の中で。

嗚呼、こんな時こそ、誰かに縋っていないとどうしようもなく不安だ。 「ばあちゃん亡くなったんだよね。」 彼からの電話は突然の訃報だった。 赤の他人だ。 彼の祖母も、彼の家族も、彼自身でさえ。 なのに何故だか、その声を聴いた途端にあまりに寂しくなっ…

春の所為

春だからか、非常にメランコリーな気分が続いている。 吹く風は冷たい。 花冷えの気配さえ、遠ざけているようだ。 美しければ良いとは限らないか。 清廉潔白であるが故の汚さも有るのではないか。 饐えた匂ひのする薄暗い路地裏に蔓延る色程に、美しいものは…