ロックと着物、情熱と青。

ヒカリシオコシ。着物好きのロック教。

春の所為

 

春だからか、非常にメランコリーな気分が続いている。

 

吹く風は冷たい。

花冷えの気配さえ、遠ざけているようだ。

 

美しければ良いとは限らないか。

 

清廉潔白であるが故の汚さも有るのではないか。

 

饐えた匂ひのする薄暗い路地裏に蔓延る色程に、美しいものは無いと、思へる時も有る。

 

春とは、其れ等が混在している。

 

だからか、妙な気分にさせられるのは。

 

春は嫌いだ。

 

何故だかとても、寂しいのだ。

 

永遠の別れを予感させる。

 

永遠なんてものは、存在しないというのに。

 

桜も嫌いだった。

 

これは過去形だ。

 

事実、好きでは無い。

 

だがしかし、拝みたくて堪らないのだ。

 

其の花姿を。

 

私も随分年を取ったのだ。

 

嗚呼、春に舞う雪か。

存外、悪くも無い。

 

最近は、余りに地に足がつかない。

 

其れも良いか。

 

全ては、

 

春の所為にしましやう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くそ久しぶりにブログを書いてみた。

 

というか、書きたいことが久々にあった。

 

春は嫌い。

 

でも何故だかとっても愛しい。

 

遠き春よ〜ですね。

 

今日はこれも久々、とても美しいものを見ました。

 

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アンスリウムという花だそう。

 

こな花自体は、そんなに珍しくは無いみたいだけれど、この色が神秘的で。

 

凛とした空気感が漂っていて、あまりに美しくて。

 

インスタやってはいるけれど、最近は滅多に更新しない。

 

ただ単に面倒くさいだけってのもあるんだけど、

 

基本的に、心から美しいと思ったものしか、他人と共有したくないんだよね。

 

ていう、春の日の呟き。

 

さらば。